何もしなくていいんだと思った話
思ってたことをつらつらと。
前職で普通を目指したら休職2回して、ニートになった。
友達にも元恋人たちにも、私じゃない私を求められて、縁が切れた。
こんな誰にもなれない、必要とされない私が私でいていいんだろうか。
いていいんだろうかと、思っていた。
職業訓練校に行ってみた。
教室があって、クラスがあった。
そこには年齢も職歴もばらばらの人たちがいて、その中で数か月過ごした。
私はまだ、何かしないといけないと思っていた。
一般的な話題を話して、好きなアニメや漫画の話をしないで、相手が楽しく話せるように話題を振って。
また、そんなことをしていた。
でも、このままじゃだめだと思って、本を読んだ。
何にもしない自分を認める。というような内容だったと思う。
私は、次の日、教室で何もしゃべらないで、席に座っていた。
そしたら、話しかけてくれる人がいた。一緒にご飯を食べてくれる人がいた。
私は自分から何もしていないのに、周りの人々はいつもと同じだった。
この時、私は何もしなくてもいいんだと思った。
何もしなくても、周りは何も変わらなかったから、私は私でいいんだって、久しぶりに思えた。
なんだかすごい肩の力が抜けた気がした。