ミトコンドリアのぐだぐだ備忘録

腐ってる迷子が書く、漫画、アニメ、感想と日常。

4月になったので、職を探さなければならない

どんな状況でも春は来る。
桜は咲くし、つくしは生える。
 
私はというと、契約が切れたので、これから職探しをしなければならない。
 
自分が新卒だったのは、もう何年も前のことになる。
受験の時に早くから対策をしていればと、反省していた私は、大学1年の時から大学のキャリアアップの講座に参加したり、2年、3年とインターンシップに参加したりしていた。
だが、就職の内定を頂いたのは、4年の11月だった。
私の頃は10月に企業の内定式がある就活スケジュールだったので、決まるのが遅い方だった。
就活は、早く準備しておけばいいってもんじゃないんだなと思った。
多分、必要なのは、自分の意志と面接で会話ができる度胸なんだなと思った。
 
 
キャリアカウンセラーの先生にどんな仕事をしたいかを聞かれた時、私は
「地元の魅力を伝える仕事がしたい」
と言った。
すると、
「それは、趣味で出来ないの?」
と、言われた。
その時は、そうなのかと納得してしまったが、今ならうるせぇと一蹴したい。
今になって思う。
同じ事柄でも、無名の個人でやるより、企業としてやっている会社があれば、それはビジネスとして成り立っていることになるから、就職先として選んでも良かったんじゃないだろうか。
実際、地元のご飯屋さんを発信する情報サイトを運営している会社があるわけだし。
それに、流されてやめてしまうと、ずるずる引きずることになってしまうし、つまづいた時の言い訳になってしまう。
 
焦りもあって、自分で決めていた条件より、どんどん妥協していき、
自分のやりたいこと、出来ることより、
「かっこいいって思われるかな」
と、他人にどう見られたいか。話のネタになるかで決めてしまったので、結局心も体も崩し、新卒で入社した会社を辞めた。
 
2回休職して、休職したまま退職をして、職業訓練校に行って、やっと人間になれたかなと思った。
今でこそ思うが、どうして、1回目の休職の時に私はやめなかったのだろう。
多分、まだそこで頑張れると思っていたからだと思う。
実際、仕事を辞めるまで、休職して復帰すると思っていた。
気が付いたら、復帰する朝、電話をして、辞めますと言っていた。
そんな状況だった。
きっと、もうこの職場じゃダメだ、死ぬと思ったときに、そう思う前から転職できたら、辞められたらよかったのだけれど、ここで頑張らなくちゃと思っていた。
ここしかないと思っていた。
ここで働けなかったら、もう自分の人生おわったと思っていた。
辞めた後も、自分は人間の屑のようなやつだと思いながら、悶々としていた。
だから、自分がまた働けるようになるなんて思ってなかった。
短い間だったけれど、期間満了まで働けて、達成感のようなものがあった。
自分の中で、小さな自信になっているのかもしれない。
また、仕事も探さなければいけない。人間界の歩き方はまだ良く分からないけれど、まあ、なんとかするよ。
そんな気分だ。